
以前、カーボンフレームを割ったんですよ。
しかも買って1ヶ月のシマノC24の前輪とともに。
2年ほど前のことですが、トラウマ化してしまったんでしょうね。
未だに寝る前にフッと思い出して、心がヒヤッと不安になるときがあります。
クラックでトラウマ化した話
当時はかなり落ち込んだ
割った当時のことは記事にも書いたんですが、完全に自分の不注意で割ってしまったんですよね。
しかも打ち所が悪く、買ったばかりのC24の前輪のリムが曲がるというオマケ付きで。

AHHHHHH!!
ってなりました。そして急激に落ち込みました。
それからしばらくは、何をするにも頭の片隅に「フレーム、クラック」という文字がつきまといました。当然のことながら仕事や休日も気持ちが落ち着かず、なんとか直せないか色々と調べたものです。
気持ちを切り替えようとした
色々と調べているうちに「カーボンドライジャパン」というカーボンフレームの修理業者のことを知りましたが、当然ながらそれなりのコストがしました。当時乗っていたフレームはカーボンフレームの中でも相当リーズナブルな部類に入っていたので、修理費を考えると「買い直したほうが良いのでは?」という思いもあり、しかし財布とも相談しないと行けないといった状況で、なかなか修理の決断を出来ずにいました。
結果を言うと、修理はせず別のフレームに乗り換えてしまいました。ホイールは諦めました。
割ってしまったフレームはお金に余裕が出来たら治す、もしくはパテやカーボンシートで素人修理をし、購入する予定のローラー台専用機にしようと保管することにしました。
こうして自分の気持に一旦整理をつけ、新しい自転車生活を始めた・・・に思えたのですが、表題の通りトラウマがふと蘇るんですよ。
蘇るあの日の光景
嫌な思い出というやつは、思い出すトリガーがあるときはもちろんですが、なんの前触れもなく心の隙間にやってくるものということがわかりました。

特に寝る前です・・・
お布団に入ってさあグースカ寝ようと体をリラックスさせた時、その弛緩の隙を狙ったかのようにあのときの光景、ロードバイクが倒れて段差から転げ落ちた光景が思い起こされるのです。
そんなとき私のか弱い心臓はヒヤッとなって、とても眠りにつけるとは思えない不安な気持ちになります。
よく漫画とかで「トラウマを思い出させる陰湿な催眠使い」がいるじゃないですか。ああいう輩に術をかけられたら、私はおそらくロードバイクにクラックが入った瞬間をリピートさせられると思うんですよ。それかC24のリムの継ぎ目がズレている光景をフラッシュバックさせられるんですよ、きっと。
そうなったら私は、虚ろな目で「クラック、C24、修復、金・・・」と呟くだけの廃人になってしまうでしょう・・・。
自転車を大事に
結論:フレームは割らないほうが良いです。(当然)
いのちをだいじに。
そして自転車も大事に。
本当に自転車をやめようかと思いましたし、こんな後々まで心にダメージが残るとは思いませんでした。笑