「おう、このチャリ、ベルついとらんやんけ。オッチャンこんなの許さへんで〜!!」
「いえいえ、ちゃんとついてますよ」
「どこや〜! オッチャンこんなの許さへんで〜!!」
「ここです! ここ!」
「オッチャン、にっこりや^^」
・・・こんなオッチャンは実際にはいませんが、一見しただけでは本当にどこについているのか分からないほど小型で馴染むキャットアイのベルをご紹介。
このベルは超コンパクトなので、持ち物を小さく&軽くしたいロードバイクにぴったりでした。しかも他のキャットアイ製品(ライトなど)との相性がめちゃいいんですわぁ・・・。
キャットアイのベル
愛用しているキャットアイのベル!
真鍮製の透き通った音が気持ちいいです。文字にすると「ジリンジリン!」ではなく「リーン・・・!」という感じ。
また、超小型軽量で25g。サイズはほぼチロルチョコ。装備はできるだけ小さく、軽くしたいロードバイクにはぴったりです。
このベルの特徴は、キャットアイ製ライトのベルトに装着できること!
ハンドル周りは何かとごちゃごちゃしがちですが、これならライト一つ分のスペースで取付可能。
(もちろん別々に装着することもできます)
実際に取り付けてみたところ。
めちゃコンパクトですわぁ・・・。
いざベルを鳴らすときにも指がアクセスしやすく、使い勝手も良好です。
いい意味で存在感がないので、バイクの見た目を損なわないところもポイント高し!(アクションカメラがデカすぎて見た目を損なっているというツッコミはなしで・・・!)
個人的な好みですが、現代的なロードはなるべく目立たないベルをつけたいと思っていたので、このベルはまさに理想的。流石、迷ったときのキャットアイ製品ですわぁ・・・。
自転車のベルを鳴らす場面とは? 警笛鳴らせはいいぞ!
自転車のベルを鳴らす場面について。
ご存知のとおり、歩行者に道を開けてもらうためにベルを鳴らすのは禁止されています。
ではどんな場面でベルを使うのかというと、基本的には危険を知らせるとき、または「警笛鳴らせ」の標識の場所で使用します(超ざっくり)。「警笛鳴らせ」なんて教習所で習ったきり見たことがなかったのですが、自転車に乗るようになってからはたまに見かけるようになりました。
この標識ですね。
市街地では見る機会はほぼありませんが、ヒルクライム先では稀にお目にかかることがあります。レアなものなので、見つけたら結構うれしくなりますね。
個人的にこの「警笛鳴らせ」は、道路標識のなかでもトップクラスに好きな標識!
というのも、道路標識といえば「進入禁止」「一時停止」「駐車禁止」など行動を抑制するものが多いですが、「警笛鳴らせ」は珍しくアクションを求められるからです。
しかもそのアクションが車やバイクであればクラクションをプープー鳴らしたり、自転車であればベルをチリンチリンするという、どこか愉快な趣を秘めていて好きです。
私がこの標識を生で見たのは八王子の入山峠でした。見つけた瞬間テンションが上り、ここぞとばかりにリーンと鳴らした覚えがあります。人里離れた山の中に、真鍮の澄んだ響きが吸い込まれていく・・・。なかなか情緒があって良いものです。
また、趣深さとは別の趣向、例えばこれとかをハンドルバーに大量にくっつけて「ドラムソロのための警笛鳴らせ」とかやってみたいですね。
絶対おもしろい(確信)