【悲報】海外で飛行機が欠航!空港で一夜を明かしたり、代替便の交渉をした話

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スペイン旅行記事、第4本目です。

タイトルの通り、旅行中に飛行機が欠航、空港で一夜を明かした話です。

原因はカタルーニャ市民の独立運動デモでした。

 

海外の空港でトラブルが起きたらどうなるか。

英語を話せない男が、どうやって代替便の交渉をしたか。

そんなことを記事にしたいと思います。

 

飛行機欠航で空港に泊まった話

これまでのあらすじ

【スペイン旅行】バルセロナでサグラダ・ファミリア等を見てきました
スペイン旅行のバルセロナ編です! バルセロナには2泊3日滞在したのでまったりと観光をすることができました。 この記事ではバルセロナで観光した場所や、スペイングルメ等をまとめたいと思います! また、バルセロナ最終日に...

スペイン周遊中の私は第一の都市、バルセロナにいました。

バルセロナでは2泊3日で観光をし、その後は飛行機を使ってグラナダへ向かう旅程でした。

しかしバルセロナ観光の最終日、妙なことがたて続けに起こったのです。

  • 謎の団体が大声を出しながら行進するのを目撃
  • タクシーの運転手さんに『カタルーニャ広場には行くな』と警告される
  • グラナダへ発つために空港へ向かうと、とんでもない渋滞
  • 空港のロビーが警備員でいっぱい

 

なんだこの乱立するフラグは!?

空港の係員に聞くと、なんかデモだとか言っているし・・・。この空港はどうなる?

でも、飛行機に乗っちゃえば関係ないな!

へーき、へーき!!(超絶特大フラグ)

 

独立デモが始まった

へーきへーきと余裕をかまして搭乗口に並んでいた時。

唐突に騒々しい叫び声が聞こえてきました。

 

それもひとりの声ではなく、かなりの大人数が声を合わせて何事かを言っているのです。

声のトーンは荒々しく、内容はわからないものの、ただ事でないことは明らかでした。

 

「何が始まったんだ・・・?」

Twitterで『Barcelona airport』と検索。

すると、目を疑うような写真や動画がヒット。

なかでも衝撃的だったのは、デモ隊によって空港が包囲されている画像です。

 

凄まじい数の人が空港前で抗議をしていました。デモ隊の最前線は一触即発の雰囲気で、警備員が棒状のものでデモ隊を追い払っている映像もありました。また、空港への道路を空撮した映像がありましたが、そこには道路を埋め尽くす人の波が映されていました。車はもちろん通れず立ち往生しています。空港への道が渋滞していたのはこれが原因だったのでしょう。

 

私はすぐに香港のデモを思い出しました。

この空港のデモ隊が暴徒化し、香港のようになったとしたら・・・。

想像するだけでも恐ろしいものがありました。

 

デモの理由は?

しかし、なぜこれほど大規模なデモが起きているのか?

超ざっくりいうと、独立派の主導者への最高裁判決がキッカケとなって独立の機運が一気に高まったようです。

スペインも他の国の歴史にもれず、いくつかの州が統一された国家です。そのうちの一つであるカタルーニャ州が、スペイン国家からの独立を試みているようですね。

 

実はカタルーニャ独立派のデモは今回が初めてではなく、過去に何度も起きているそうです。旅行の際はデモや危険なことが起きていないか、外務省のページで情報をチェックしておいたほうが良さそう。(スペインに限らず、海外旅行の際は渡航先の状況をチェックしておくことをオススメします)

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

 

フライトが欠航するまで

デモ隊の声にビビってしまった私。

『早くバルセロナから脱出したい』と搭乗ゲートに並んでいました。

しかし、時間になっても搭乗案内が始まりません。

 

航空会社のスタッフは「フライトのスタッフがいない」「スタッフが到着していない」とアナウンス。空港への道が封鎖されているためスタッフが到着していないのかな、と推測。

 

そのまま並び続けて1時間。

フライトボードには遅延を意味する文字が。

遅延なら良い。とにかく飛べれば。

我慢して登場列に並びます。

 

しかし、時間になっても案内が始まる気配がありません。

待機列はカオス化しはじめ、床に座って酒を飲みだす人や、ボードゲームを始めるグループ、映画でよく聞くとても汚い言葉(FやSで始まるやつ)を連呼する輩が現れましたwww

 

そしてついにその時がきました。フライトボードがキャンセルに更新されたのです。

 

お、お前やってくれたな!

 

この知らせを受けて、待機列の不満は爆発しました。

突然泣き出す人、荷物を床に叩きつける人、FやSで始まる言葉を連呼する人

 

私は終わったなと呆然としていました。

この旅行はHISで予約したものですが、グループツアーではなく個人で決められた日程を旅するものでした。

つまり、頼れるガイドはいません。

 

宿はもちろん最終日まで確保済み。

しかも私の英語力は貧弱そのもの。これらを現地調整するスキルはありません。

 

しかし、そんなかわいそうな私に救いの手が差し伸べられました。

なんと、同じ搭乗口に並んでいた日本人のカップルが声をかけてくれたのです。それも同じHISのパッケージで旅行をされている方々でした。私達は力を合わせこの状況を切り抜けようと、行動をともにすることに!

 

代替便の確保

チームを組んだ私達の目標は『グラナダ行きチケットの確保』

チケットの確保をするためにはどうすればいいかというと、その航空会社のカウンターに行って代替便(Alternative Flight)を頼む必要があります。

私達はすぐカウンターに移動しました。が、ものすごい人の列。

 

ディズニーランドだわ、これ。

バルセロナ発の大半がフライトキャンセルになったため、代替便を希望する人が大量におしかけたようです。あっという間にスプラッシュ・マウンテンばりの待機列に。しかもここにはファストパスはありません。とりあえず列に並びましたが、進む気配なし。結局4時間並ぶハメになりました。

 

代替便の交渉というハードル

列に並んだのは良いですが、代替便の交渉という高すぎるハードルがありました。

代替便の交渉はもちろん英語(もしくはスペイン語)。

私は当然のことながら英語はできません。カップルの方も苦手とのこと。

 

もう「目的地とフライト日を延々と連呼する」という案しか浮かばなかったのですが、このカップルの方は非常に頭の切れる方で「HISの現地ショップに電話して、カウンターの人と通訳してもらおう」という提案を!

さっそくショップに連絡をすると、なんと通訳を引き受けてくれるとのこと。旅行代理店でツアーを組んで本当に良かったです。個人旅行だったら詰んでました・・・。

 

結果、HISの現地ショップとの通訳はうまくいきました。

 

しかし、肝心のチケットは手に入りませんでした。

 

空港に泊まることが確定

カウンターの人曰く、『この日のうちに飛ぶ便はもう無く、翌日以降になる。振替便は自動的に手配されるから、公式アプリをダウンロードして通知を受け取るんだ。ちなみにホテルの手配はできない。これはお詫びの食事券だ。俺は疲れた。今日は朝からずっと働いているんだぞ!』。

 

また、通訳してくれた人曰く、『デモに巻き込まれるといけないから、街に戻らないほうがいい。戻る手段もおそらくない。空港内で代替便の手配が済むのを待ったほうが良い』。

 

つまり・・・?

 

空港で一晩明かすのが決定!!

えwwwうそwww

 

ここが、今夜のホテルです!

めちゃくちゃ広くていいなぁ!(やけくそ)

 

空港に泊まるなんて初めての経験です。できれば体験したくなかった・・・。

日本の友人にこの状況を連絡したら、ややしばらくして『ターミナルって映画見た?』という返信が。ターミナルってたしか、空港内に取り残された男が素敵な女性と出会って恋に落ちるという映画です。いや、見てないけど、いまそういう状況じゃないから!!

 

空港に泊まるということ

私達にできることは、代替便の通知が来るのを待つことだけでした。

スタッフに教えてもらった公式アプリをダウンロードし、空港のベンチで体を休めながらその時を待ちました。

 

時間はすでに深夜を回っていましたので、交代で荷物の見張りをして眠ることに。

私はドラえもんののび太くん並にどこでも眠れるという自負がありましたが、流石に冷たい床に直接寝ることは不可能でした。試してみましたが寒すぎてダメです。仕方がないので座り心地の良くないベンチで眠りました。

 

これがまあ体に負荷がかかるかかる。

寝れることは寝れますが、体のそこかしこが痛くなりました。

このときばかりはアウトドアチェアの定番品、ヘリノックスのチェアゼロシリーズを持っていたらと思わずにはいられませんでした。これがあれば超長い待機列でも体力を温存できたなあ・・・。

 

また困ったのは、歯ブラシやモバイルバッテリーをスーツケースに入れてしまったこと。

2時間弱のフライトだったので必要ないだろうと預けてしまったのです。

特にスマホの電池は生命線。

代替便の通知を受け取るのはもちろん、情報収集の手段や、グーグル翻訳が使えなくなったら最悪です。

 

買い占められても困るので、モバイルバッテリーを買いに走りました。

海外ではどんな時でも、モバイルバッテリー&充電ケーブルは肌身離さず持っておきましょう、絶対に!

 

代替便の通知が来た

朝の4時か5時頃、ついに代替便の通知が来ました。

しかし、そのフライト日時は翌日、え!?

もう一泊しろってかwww無理www

 

当然、こんな振替には応じられないため、再び航空会社のカウンターへ。

また4時間ほど並び、例の現地ショップ通訳方式で交渉。

ようやく、その日のうちのチケットを確保しました。

な、長かった・・・。結局フライトキャンセルされてから代替便を取るために14時間かかりました。

 

一日遅れでグラナダ到着

チケットを無事に手に入れた私達。

航空会社からもらった詫びクーポンでごはんを食べ、プチ打ち上げをしました。

いやもう、このお兄さんお姉さんには大変助けられました・・・。本当に感謝の言葉しかありません。

 

代替便はデモの影響もなく無事にフライト。

座席についた瞬間、疲れがどっと溢れました。

多分、気絶するように寝たのでしょう。

飛行機が飛んだ記憶がないのに、気がついたらグラナダについていました。

 

グラナダについたのが深夜ギリギリ。

結局観光はできず、ホテルに泊まっただけになりました。

そして翌日、バスで南部のアンダルシア地方に出発しました。

グラナダ滞在時間、7時間www

 

まとめ

海外でフライトキャンセルになると本当につらい!

その国でいま何が起きているのか、

旅行が問題なくできそうか、事前に外務省の渡航情報をチェックしておきましょう。

 

また、運悪く空港に泊まる事になった場合のことを想定して、最低限これらのものは常備しておいたほうが良さそうです。

・モバイルバッテリー&充電ケーブル
・歯ブラシやメイク落としなどの最低限の日用品
・何か羽織れるもの
・旅行代理店の緊急連絡先

 

あと、海外旅行の保険は必須!

旅程が崩れた時のホテル代や予約していたイベント代、今回のように海外通話をした料金など、いろいろと保証されるそうです。ちなみに私は「カードの海外旅行保険があるから良いや〜」と余裕こいていたら、私のカードの保険は、ホテル代や海外通話代の保証はなかった(死)

旅行前によく確認すべきでしたね。

 

いままで「飛行機が飛ばないとか自分には関係ないな〜」とか、

「どれだけ運が悪ければ空港に泊まることになるんだ」と思っていましたがとんでもなかったです。

 

結論:飛行機は欠航する。本当に。

 

 

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