何かしらのストレスを抱えている時や、何もかもが上手く行かないと感じた時、
妙にロードバイクに乗りたくなるのは私だけでしょうか。
何なんでしょうね、あの衝動は。笑
休日が来るなり朝から飛び出してしまったり。
酷いときには平日の深夜であっても構わず走りに出かけてしまうことも。
なぜストレスフルな時にロードバイク熱が高まるのだろうと疑問でしたが、もしかしたらロードバイク趣味の魅力に心が癒やされているのかもしれない、と考えました。
ロードバイク趣味の魅力に癒やされる
ロードバイクの気ままでマイペースなところが良い
普段は電車の時間や納期など、気がつけば色々なものに束縛される日々・・・。
自分の意志で100%動ける時間が果たしてどれだけあるでしょうか。
その点、ロードバイクは自分の気分で距離や場所を選べるのが気楽だなあと。
乗りたい時に乗って、好きなとこに行く。この自由さ!
「束縛されない」というのはそれだけで価値があるなあと実感します。
私が好きなのは、楽しめる範囲でライドを終える「自分甘やかしライド」。
輪行でちょっと遠出して、50〜60kmほどを気ままに走り、疲れる前に帰るという、
「楽しい時間を楽しいまま終わらせる」とことん自分を甘やかしていくスタイルです。
いいんですよね、休日くらい逆ストイックで笑
ロードの正確さに落ち着く
思い通りに事が進まない時ほど、当たり前を当たり前にこなすロードバイクの正確さが心地よかったりします。
シフトアップでギアを重くしたり、狙ったところでピタリとブレーキをかけてみたり。
ペダルを回すことでホイールが回転して推進力が生まれたり、思い通りの軌道でコーナーをクリアできたり。
こうした当然のことで自分のリズムが取り戻せるというか、コントローラブルであることの気持ちよさを感じますね・・・!
坂がすべてを忘れさせてくれる
私は登りが好きです。(早い遅いは別にして)
『坂を登るなんて、わざわざ苦しいことを!』と思われるかもしれません。
が、この坂の苦しみが時としてストレスを吹き飛ばすのです。
例えば長い坂を登っている時。登り始めはまだあれこれと考え事(普段の悩み事など)をする余裕がありますが、しだいに身体がツラくなってくると、もう坂の苦しさ以外のことを感じることができなくなります。
あとはただ『この次のコーナーを抜けたら山頂に違いない・・・(実際はまだ先)』だとか『いつまで続くんだァーーー!!この坂ッ!!』と悶え苦しむことしかできなくなり、それまで考えていた日常のストレスなどはあっという間に忘却の彼方に消えるのです。言うなれば、普段のストレスを坂の苦痛が無理やり上書き、焼却するのですね。
(しかし、この坂の苦しみは実は楽しいものでもあるんですよね。
いえ、M気質であると告白しているのではなく『わざわざ休日にこんなことをしているある種のバカバカしさ』や『あまりにもキツい坂過ぎて気分が面白くなってきた』という不思議な気持ちになる時があるのです・・・)
そしてついに山頂にたどり着くと、坂の苦しみから開放された心は完全にカラ、空っぽになるのです。
その時に見る景色の素晴らしさと言ったら!
ストレスも坂の苦痛も忘れて空っぽになった心が達成感で満たされていくのを感じます・・・!
ロードバイク趣味はいいぞ
この記事を書きながら改めて思ったのが『趣味はいいぞ』ということ。
きっと好きな趣味をしているときが最上の時間なのでしょうね。
私の場合、それがロードバイクに乗ることでした。
実は一度全く乗らなくなった時期もあった私ですが、結局こうしてブログを書くくらいまで好きで続けている趣味になりました。ロードバイクは乗れば乗るほど自分にあった乗り方がわかるようになって、好きになっていったような気がします。
もしかしたらこれからもずっと続けていって、結構長い趣味になるのかもしれません。
それこそ、おじいさんになっても続けているかも。笑