タイトルの通り、Bianchi FENICE(フェニーチェ)が納車されました!
正確にはBianchi FENICE PRO 2018年モデルです。
イタリアの伝説的クライマー、マルコ・パンターニのカラーが特徴的なフレーム。
実は、先代のRIDLEY FENIXの購入時に二者択一で迷っていたフレームでもありました。
最終的に両方乗ることになるとは思ってもいませんでしたが・・・笑
コンポ、パーツ類はRIDLEYから移植しました。
C24の前輪はフレームと共に使用不可になってしまったため、間に合わせのRS-010をつけています。
まだそれほど距離を走れていませんが、感覚が新鮮なうちにファーストインプレを残しておきたいと思います!
【追記】納車半年後の感想をまとめました!

Bianchi FENICE ファーストインプレ!!
FENICEのルックス
チェレステカラーにイエローのグラデーションがグッドグッド。
フレームサイズは50です。スローピング度合いも私的にはちょうどいい感じ。
よく見るとBianchiのロゴがネイビーなのも気に入ったポイントです。
(赤いスペーサーは黒にする予定です・・・)
パンターニのイメージモデルのためイエローのステムやサドルが付属しましたが、これらは未使用のまま保存しておくことに。
個人的に興味深かったのがフレーム形状。
FENICE PROはスカンジウムという特殊なアルミで作られているのですが、この素材は加工が難しい(らしい)にもかかわらず、凝ったチュービングになっているのに驚きました。
扁平なシートステー。
うねうねのチェーンステー。
ダウンチューブは、かまぼこの底辺がゆるいV字になったような形。
ちなみにワイヤーは外出しでした。
FENICEに実際乗って感じたところ
すごいです。(小並感)
何がすごいってこのフレーム、キレが半端ない。
踏み込みに対してフレームが即反応、あっという間に加速します!
この反応の良さは坂道では特に分かりやすかったです。
写真の山(時坂峠)は何度も登っているのですが、FENICEは今までにないくらいシャキシャキと軽快に登ってくれました・・・!

そしてペダリングの軽さよ・・・!
力が逃げている感じがなく、あっけなくクランクが回るので初めて乗ったときは思わず笑ってしまいました。
個人的にはペダリングの軽さを活かして、シッティングでくるくる回すのが気持ちいいです。(ダンシングする脚が無いともいう)
パーツ構成は先代のRIDLEY FENIXから変更はないので、この反応の良さ・ペダリングの軽さはフレームの基本的な性格なのだと思われます。
しかし反応が良すぎるフレーム故に、自分のペダリングの下手くそさが露呈しました・・・笑
ヒルクライムでは踏み込んで加速して、傾斜で減速。また踏み込んで加速して、傾斜で減速・・・。クランクがうまく回せておらず、微妙な加減速の繰り返しになっていることに気が付かされました。
うまく乗りこなせるよう、ペダリング練習します・・・!!
FENICEの乗り心地について
乗り換えるにあたって若干心配だったのが乗り心地。
先代のRIDLEYがパヴェを走破する目的で作られた、しなやか且つパワフルなゴリラのようなフレームだったこともあり、硬いと言われるスカンジウムはどうなんだろうと不安がありました。
が、結論から言ってしまえば、そんなに気にならなかったです。
(私は200kmオーバーのようなロングライドをほぼしないので、長距離を走るとまた違うのかもしれません)
もちろん、ハネるところはハネ、荒れたところは多少ガタガタきます。
特に荒れた路面の下りは今まで以上に気をつける必要がありました。
しかし、想像していたようなお尻が何個あっても足りないような殺人的な突き上げはなかったです。
もしかしたら、しなやか系のタイヤであるVittoria Corsa がショックを和らげているのかもしれません。
まとめ
クロモリ→カーボン→アルミと乗り継いできましたが、FENICEは反応の良さ・速さが圧倒的でとても楽しいフレームだと感じています。
重量的にもアルミにしては相当軽い部類で輪行もラクラクです。
正直、アルミフレームの見方が変わりました・・・!
そしてやっぱりチェレステがかっこいいし可愛いです。(重要)
写真映えする色だなあと改めて感じます。
【雑談】
最後にFENICEの黄色について。
カラー名はチェレステ&イエローなのですが、これが結構オレンジがかった黄色です。
似ているかな!?と思ったBOSSのオーバードライブエフェクター・OD-3と比べみましたが、FENICEのほうが赤っぽい結果に。
光の当たり方で多少変わると思いますが、イエローを購入検討している方のカラーコーディネートの参考になれば幸いです・・・!!