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MAVICのホイール試乗会があったので行ってまいりました!
現在は完成車についていたホイールをそのまま使ってますが、
そろそろ交換してみたいなと考えていたので、この試乗会に行かない選択肢はありませんでした。
ちなみに現ホイールはシマノRS-010。
(このインプレは、基本的にはこのホイールしか比較対象がないことをご了承くださいwww)
今回の試乗で狙っていたのはミドルグレードのキシリウムエリート!
ミドルグレードといえば、この前試乗したフルクラムのレーシング3と同等のカテゴリ。
果たしてホイール素人の私がキシエリに乗ったらどうなってしまうのか、
またはどう感じたのか。以下駄文インプレです!
キシリウムエリートUSTに試乗・インプレ!
まずはキシエリのルックス、チューブレスの特徴など
キシリウムシリーズの中でも定番のエリート。
ゾンダやレーシング3と一緒に語られることの多いホイールですね。
イエローのハブがアクセントになってイイ!
MAVICは特にリムの評判がいいらしいですね。
MAVICのお兄さんに聞いたところ、
エリートのリムは上位機種キシリウムプロのものと同一だとか!
(違いはスポークとハブ)
そしてUSTの名を冠しているので、もちろんチューブレスホイールです!
私はチューブを入れて運用するクリンチャータイプのホイールしか使ったことがなかったのでチューブレス初体験です。
MAVICのお兄さん曰くチューブレスの特徴は、
- チューブがないことによる走りの軽さ
- 空気圧が落とせるので乗り心地がいい
とのことでした。
では、実際にどれだけ空気圧を落とせるのでしょうか?
私の疑問に、お兄さんがMAVICのアプリで計算してくれました。
(MAVICの公式アプリがあるのは知りませんでした。体重やリム幅、路面のコンディションで簡単に計算できるようですね!)
計算結果は、まさかの5BAR!
クリンチャーを使っている身からすると5BARで大丈夫か!?と驚きましたが、
何はともあれ乗ってみます!
多摩川サイクリングロード(平坦)
まずは定番のサイクリングロードを走ってみます。
・・・はい。漕ぎ出しから相当軽いです。(驚愕)
というか異様です。この軽さは異様・・・!!
踏めば回るというよりか、漕いだら回った、という感じ。
あまりにもあっけなくペダルが回ります。
いつもの感覚でいると、あっという間にケイデンスが上がりすぎます。
当然シフトアップの間隔も短くなり、気づいたら結構なスピードが。
足を止めると、シマノよりラチェット音が鳴ります。
そしてレーシング3より音の粒があら目に感じます。
「ジジジジジジジジジ」とセミのような音。
ちょうどこの日は真夏日で、そこいらで大量のセミが鳴いていたので、臨場感というか一体感が半端じゃありませんでした。
そしてリムが軽いだけでなく、また別の魅力があることに気が付かされます。
何なんでしょう、この快適性は。
路面からのショックがほとんどないのです。
私のフレーム、RIDLEY FENIXは荒れに荒れたパヴェを走破するための柔軟さとパワフルさを両立したゴリラのようなフレームだということを加味しても実に快適です。
よく使われる表現で「絨毯の上を走っているような」というのがありますか、
あながち大げさでもないことを知りました。
ホイール自体はふにゃふにゃと柔らかいわけではなく、
むしろカチッとしている感があるのに振動吸収性は優れているといういいとこ取り。
これが空気圧を落とせるチューブレスの効果なのでしょうか!?
ともかく、走りの比重にラクさや漕ぐ楽しさを求める私としては、とても嬉しい性能です。
そして、快適性を楽しみながらサイクリングロードを走っていると、驚くべきことが起こりました。
そうです。私もついに体験してしまったのです。
アウターに入れようと思ったら、既にアウターだった現象を!
この現象は都市伝説ではなかった・・・!
キシエリしゅごい・・・!
聖蹟桜ヶ丘のいろは坂(登り)
こんな軽いホイールを履いて、登りを試さずにはいられなかった!
多摩のローディにはおなじみの聖蹟桜ヶ丘、いろは坂を登ります。(平均斜度7%ほど)
はい。想像していたとおり、キシエリのリムの軽さは登りでとんでもない性能を発揮しました。
比較的斜度のある序盤からホイールが回る回る。
ああ〜、死ぬほどラクです(昇天)
坂のほうがリムの軽さが分かりやすいですね。
以前この坂を試乗したレーシング3で登ったことがありますが、
くるくる回す登りはレーシング3より得意なのでは?と感じました。
後半はダンシングを織り交ぜて登りました。
踏まずに荷重移動だけでペダルを回す、いわゆる休むダンシングの軽快性がアップ。
もちろん踏んでも気持ちいいですが、
やっぱりシッティングでくるくる回すのが、個人的には一番楽でした。
キシエリ半端ない・・・!そして予想しなかった展開へ
キシリウムエリートの評価はネットで調べていて知ってはいましたが、
これほど気持ちのいいホイールだとは想像していませんでした。
軽いリムとチューブレスによる軽快さが、本当に気持ちのいいホイールでした。
キシエリ半端ないですわぁ・・・!
ずっと乗っていたいと思うようなホイールでしたが、試乗のタイムリミットが近づいていたため、MAVICのお兄さんに返却。
キシリウムエリート、めちゃくちゃ良かったです!
MAVICのお兄さんにお礼を言って試乗会を後にしようとしました。
しかし、そこで予想もしなかったことが起きたのです。
なんとMAVICのお兄さんが新しいホイールを持ってきたではないですか!
お兄さん「次はこれ乗ってみようか!」
俺氏「ま、まじですか!?」
まさかのキシリウムプロUST・コスミックプロカーボンUST編に続く!
