前々から気になっていた西伊豆スカイライン!
なんでも景色が素晴らしいらしく、一度は行ってみたいと思っていました。
ただ当方、貧脚なので登りきれるか心配でなかなか挑戦できずにいたところ、桜の開花時期と晴れ予報予報がマッチ。「これは出かけるしかない」と半ば勢いで挑戦してみました!
当日のルート。伊豆長岡駅から出発です!
ルートは大体こんな感じで引きました。
伊豆長岡駅〜戸田峠まで
戸田峠〜西伊豆スカイライン(達磨山)〜沼津駅
西伊豆スカイラインの達磨山まで登ると、900mUPになるらしいです!
単体でこれだけの標高を登るのは初でした。
また、10kmオーバーの登りも経験がなかったので戦々恐々。
はたしてこの貧脚は登りきれるのか・・・?
伊豆長岡駅〜修善寺まで
まずは輪行で伊豆長岡駅へ!
伊豆箱根鉄道には初乗車。黄色の外観が可愛いですね。
伊豆長岡駅。
わざわざここで降りたのは、この駅を撮っておきたかったためです。
はい、ラブライバーです。
伊豆長岡駅をでると、すぐに狩野川サイクリングロードに合流できました。
このサイクリングロードを使って西伊豆スカイラインの麓、修善寺を目指します。
このサイクリングロードは快適そのもの。
川の流れを見ながら土手を走り、橋を渡り、
のんびりサイクリングができました。
川沿いには桜があり、愛車とお花見。
振り返ってみると、雪をかぶった富士山が。
写真ではいまいち伝えきれないのですが、目が覚めるような光景でした。毎朝こんな富士山を眺めて暮らしたいものです。
修善寺まではあっという間でした。サイクリングロードがほぼ緩い下りだったので脚はまだまだ元気だったと思います。この時は「全然行けるじゃん」とか考えていましたが、これから起こることを知らなかったからこその余裕というわけで。笑
修善寺〜戸田峠まで
もうここからは登りが続いていきます。ヒルクライムの始まりです!
修善寺を抜けてしばらくは緩めの坂が続きます。
突然怪しげな建物が。
雇用促進住宅。フォントが怖いwww
誰も住んでなさそうで廃墟化しています。
今回のコースは途中から林道に入りました。
そこからは斜度がぐっと上がり、みるみる標高が上がっていくのがわかりました。
林道を登りきった合流地点では空がかなり近く、もうすぐゴール(戸田峠)だろうと気持ちがはやり、ダンシングでぐいぐいと登りました。
しかし、無知とは恐ろしいものでした。
実際はまだ半分しか登っていなかったのですから!
これから5kmほど、限界ギリギリのヒルクライムが始まりました!
正直にいうと、超絶キツかったです。
戸田峠に近づいたと勘違いして脚を使ってしまったため全然進みません。また、向かい風がものすごく、インナーローでも恐ろしく疲れました。実際の斜度がどれくらいだったのか記憶に残らないくらいツラく、色々な要因が重なって私は次第に追い詰められました。
そして気がつけばクリートを外していたのです。
そう、脚つきです(死)
途中の休憩ポイントとして目印にしていただるま山レストハウスの1km程前だったでしょうか。大きめのカーブの地点で無念の脚つきをし、そのまま芝生に腰を降ろすという情けない結果となってしまいました。
これがその時に撮った写真です。
あまりに疲れすぎて、何を撮ったのか自分でもわかりませんwww
坂での足つきはロードバイクに乗り始めた頃の聖蹟桜ヶ丘・いろは坂以来だったためショックでした……。
しばらく地べたに座り込んで再出発すると、だるま山レストハウスにたどり着きました。
ここの展望スポットが絶景!
富士山と沼津方面が一望できました!
ここまで結構登ってきたはずですが、富士山はやっぱり圧倒的な大きさですね・・・。
だるま山レストハウスを出ると、程なくして戸田峠へ到達!
ちなみに「へだとうげ」と読むらしいですね。「とだ」だと思っていました。
あまりにも疲れていたので、
到達と同時に当たり前のようにクリートを外し、脇道に腰をおろす体たらくwww
この時はシューズも脱いで完全に燃え尽きた状態でした。
西伊豆スカイラインへの入口が目の前にあるのですが、このまま下ろうかなどと愚かな事を考える始末。
けれどもここまで来て帰ったら後悔すること間違いありません!
疲れた体にムチを打って、バイクにまたがります。そしてついに西伊豆スカイラインに足を踏み入れるのでした!
長くなってしまったので後半へ続きます→
