冬のサイクリングで防寒を怠った結果、寒すぎて泣きそうになった話

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寒すぎて死ねる。

なんでこんな気温の中、自転車で走っているんだ?(混乱)

 

・・・ついに厳寒期に突入しましたね。自転車乗りにはつらい季節です。

 

こんな時期くらい暖かい部屋の中でぬくぬくしたり、ローラーを漕ぐことができれば幸せです。

が、ローラー台を持っていない私は、自転車の禁断症状を起こして自らホイホイ一桁気温の中を走りに行きました。それも防寒対策を怠って。はい。案の定えらい目にあいました。

 

今回は、そんな寒くて泣きそうになったサイクリングの思い出を書いていこうと思います。

 

冬のサイクリングで凍えてしまった話

その日の寒さとウェア

その日は、東京の最果ての地・檜原村の「払沢(ほっさわ)の滝」という名所を見に行くライドでした。

その滝の様子がこちらです。

ここは本当に東京か?

 

カッチカチですわぁ・・・。

 

払沢の滝は厳寒期になると凍りつくことで有名ですが、この時の凍結率はかなりのもの。気温は当然のようにヒトケタ。こんな日は防寒を完璧にしてサイクリングすべきです。しかし、上の写真からも分かる通りシューズカバーをしていなかったのです。またグローブはフルフィンガーでしたが、防寒性能が皆無のつくり。

 

ウェアは上下サーモジャージにパールイズミの冬用インナーというもの。これらは大体0〜5℃くらいまで対応できる装備のため平地では大丈夫でしたが、ウインドブレーカーを持っていなかったことがダウンヒルで命取りとなりました。

 

死ぬかと思ったダウンヒル

陣馬山山頂にて

その日のスケジュールは、払沢の滝を見てから峠を2つ(入山峠と和田峠)を登って帰るというものでした。

しかし、足湯でゆっくり休憩をとったことや、和田峠から陣馬山を登るハイキングをしたことで予想以上に時間を使ってしまい、あっという間に夕方に。鬼のように冷えこみはじめ、その寒さには恐ろしいものがありました。

 

友人氏と急いで峠を下りましたが、時すでに遅し。山間部は完全に日陰になりました。冬の日陰の寒さは途方も無いもので、走りはじめてすぐに指先とつま先がやられました。和田峠は平均斜度が10%近くあるためハードブレーキング必至。しかし、手がかじかみすぎてブレーキレバーを握るのも一苦労なレベル。ダウンヒルでブレーキをかけられなくなったら完全に死です。凍えるかガードレールに激突する前に下る必要がありました。

こうなると短いはずの和田峠が長い長い・・・。

 

麓に着く頃にはふたりとも完全に冷え切ってしまい、自力で体の震えを止められない状態に。奥歯が自動カスタネット装置になったかのように、永遠と上下運動を繰り返します。このまま放置すると低体温症は濃厚。一刻も早く体温を取り戻さなくては本当に死ぬと思いました。

 

神の祝福・ホットレモン

これは本当にラッキーだったのですが、麓には自動販売機がありました。ホットレモンあったか〜いの文字。友人氏と自販機に飛びつきましたが、指先が言うことを聞かず、財布から小銭が取り出せません。仕方がないので財布をひっくり返して、1枚の硬貨を両手で持ってなんとか入金完了。

 

暖かいホットレモンを手にして、どうして声が出ることを抑えられたでしょうか。

夕暮れの中、野郎ふたりがホットレモンを握りしめながら歓喜の声をあげている・・・。端からみたら完全にヤバい絵面ですが、やってる本人たちは至って大真面目でした。

 

息を吹き返した私は、サドルバッグの中身をあさって防寒に使えそうな道具を探しました。ゴミとして入れていたサランラップやビニール袋があったので、シューズの内側にねじ込んで簡易的なシューズカバーとしました。輪行袋はかぶったり、体に巻き付けることで暖をとれそうでしたが、これは最終手段として残しました。(見た目がヤヴァい・・・)

 

それから私達は、疲れた体にムチを入れて全速力で家を目指しました。しかし、この道中も恐ろしいほど寒かったため、私のメンタルとフィジカルは粉々に砕け散りました。その結果、帰りの数10kmを友人氏にすべて引いてもらうという、厚顔無恥 feat.ハイパー鉄面皮タイム(意味不明)に突入。恥を恥とも思わない最悪の走りで、なんとか帰宅することに成功しました。

 

防寒を怠ってはならない(戒め)

防寒大事。本当に。

この経験をしてから冬用グローブやシューズカバーを欠かさずつけるようにしました。特にシューズカバーに関しては「こんなんなくても大丈夫だろ」という認識だったのが180度変わりました。シューズに風が通らないだけでも、体感温度が相当変わってきます。

また、最近では晴れていてもワークマンのレインウェアを羽織るようにしたことで、かなり快適に冬のサイクリングができるようになりました。(ウインドブレーカーの代わりとしても使えるので便利です)

 

今思うと、よくあの軽装で走りに行ったなと思います。

たしかその時は、家を出たときの気温に合わせてウェアを決めてしまったのですが、これが完全に誤りでした。日陰や下り、夕方になる等、条件が変わったときのことを考慮すべきでしたね。

 

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